岡本信人

岡本信人

私とお芝居の出会いは1961年、山口県の萩から上京して間もない13歳の時です。 その頃の私は転校に加え、都会という環境の変化で不安と戸惑いの中にいました。 そんな私を見ていた父親が児童劇団に応募したのがきっかけです。 あまりにも唐突な話しに長いやり取りになりましたが、「この状況から脱したい」一心で行く事に決心しました。 ところが授業に通ううち、だんだん面白くなってきて、「外郎売り」を暗誦できる頃には、劇団に行くのがすっかり楽しくなっていました。 お芝居は、人それぞれ違っている事を認め、個性を尊重する自由な表現も場だったんです。 学校になじめず、全てに自信をなくしていた私ですが、自分を発揮できる場を見つけて元気を取り戻しました。 恥ずかしがり屋も目立ちたがり屋も、私のようにお芝居の楽しさを知ってほしいと思います。 "しゃぼん玉”はその出会いの場に相応しい場です。新しい才能を見出し育む、情熱に燃える”しゃぼん玉”からきらめく星が誕生するのを今から楽しみにしています。

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